今月のブログで、プラネタリウムの取材をレポートしました。実は、「星座」と「ツボの流注」には、相関関係が成り立っています。その事を深掘りしてみましょう。
満天の星空には、「12星座」があります。
古来の人は、季節変動と星の運行を見ながら、人体への影響がある事がわかり、そこから、星占いが誕生しました。実は、それぞれの星座は、人体の部位が配当されています。
牡羊座:頭部
牡牛座:顔面と首
双子座:肩・腕・手
蟹座:胸
獅子座:背中、
乙女座:腹部
天秤座:尻
蠍座:生殖器
射手座:大腿
山羊座:膝
水瓶座:脚
魚座:足
ざっとこんな感じです。
そして、何とナント、東洋医学の経絡の走行も12種類なのです。
肺経
大腸経
胃経
脾経
心経
小腸経
膀胱経
腎経
心包経
三焦経
胆経
肝経
になります。
星座と同じように12種類から構成されます。
でも、実は、経絡には、身体と背中の真ん中を流れる、12経絡以外の「督脈」と「任脈」と言う仲間外れの別ルートがあります。不思議な事に、星座も同様に、黄道上には、「へび使い座」と言う星座がもう一つ別にあり、ここにも共通点が見て取れます。星占いの世界では、この星座を入れて、13星座占いを導入している方もいます。
【星占いと東洋医学の接点】
天体には、規則正しく12星座が運行しています。前述したように、人体のパーツも、星座的には、12種類存在します。という事は、それぞれの部位が、バランスよく強調する事で、健康が維持されているのだと考えます。
星座には、その運航にちなんで、12宮の分類があります。
一方、陰陽五行説は、「木」「火」「土」「金」「水」の五分類があり、その因果関係によって、「相性」と「相克」が影響し合っています
打ち消したり、パワーアップしたりしている訳です。
一方、星座には、四季の概念が適応されます。四季から導き出される要素は、「火」「風」「土」「水」の4分類です。
火 | 牡羊座(おひつじ座)・射手座(いて座)・獅子座(しし座) |
風 | 天秤座(てんびん座)・双子座(ふたご座)・水瓶座(みずがめ座) |
土 | 山羊座(やぎ座)・乙女座(おとめ座)・牡牛座(おうし座) |
水 | 蟹座(かに座)・蠍座(さそり座)・魚座(うお座) |
この両方を統合すると、相性の良い星座、打ち消し合う星座、育ててくれる星座の関係など、東洋医学と併用すれば、より一層、上手く活用できそうです。