新刊書籍が届きました!

 

 

 

私の初めての拙書、「病気の9割を寄せつけない たった一つの方法」が、サンマーク出版さんから、届きました。今回の執筆には、多くの方のご助言、サポートがありました。関係者の皆様には、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

 

思い起こせば2年前、本書の執筆は始まりました。編集スタッフの方と、色々なアイデアを出し合う中で、O編集長からの要望は、気・血・水、陰陽五行、虚・実、寒・熱などの、漢方薬、東洋医学の専門書に出てくる、漢方特有の文言を、極力使わないで、本を書いてほしい…と言うご指摘を頂きました。

 

 

 

最初聞いた時に、私は、「無理だ!」と思いました。       

 

それは、例えば、地図上の目的の場所にたどり着くには、住所が必要になります。前述した、気血水などは、全て、患者さんの体質を絞り込む際に、どうしても必要になる「地名」と「番地」に相当するからです。

 

そんなモヤモヤとした思いが、頭の中を駆け巡り、いつの間にか、半年間くらい時間を費やしてしまいました。私は、本の執筆の過程で、WEB上にある、類義語辞典のサイトを良く活用します。一つの表現に対して、少し違うイメージだけれども、おおよそ同じことを表現する「別の言い回し」を探すのです。

 

ある時、ハッと気づきました。「陰陽」と言う言葉は、別の言い回しで、何と表現するのだろう?早速、サイトで検索してみたのですが、「該当するものは見つかりません」と言う結果でした。

 

それならば、陰陽の「本質」を正しく理解し、「別の表現」で、私自身が、言葉を当てはめて行けば良いのではないか?と言う事に気付いてからは、筆がドンドン進みました。何のことはない…東洋医学の専門用語を、別の言葉に置き換えて執筆作業すればいいんだ…と言う発想にたどり着くまで、多くの時間を要しました。

 

その中で、私がたどり着いた別の言葉は、例えば、

●陰は

あらゆる動きが、外向きに膨膨的に発散すれば、それは、陰の力が支配的です。この膨膨性は、人体においては、密度を薄くし、活性を減弱し、比重を軽くし、熱量を下げ、速度がゆっくり動くようになります。

 

一方

 

●陽は

動きが内向きに中心に収縮的に向えば、それは、陽の力が支配的です。この収縮性は、濃密度を上げ、活性を強め、比重を重くし、熱を上げ、速度が速く動くようになります。

                                                                                                                          ひとくちに、陰陽と言っても、上記の言い回しに変換してあげれば、とても分かりやすく理解できますね。本書では、東洋医学に出てくる専門用語を、出来るだけ使わないようにして解説してあります。ご一読いただいて、もし分かりにくい所がございましたら、是非、問い合わせフォームから、ご指摘くださいませ。