東洋医学と運勢

皆さんは、受験や就活の時に、神様にお願いをします。神頼みですね。この時、当たるも八卦、当たらぬも八卦と言うことわざを聞いたことがあるでしょう。

 

これは、紀元前7世紀の前後に、陰陽論の起源となる易経が考案されました。周の文王とその子、周公によって立案された。万物はひとつの太極から発生し、陰陽の二気が増減を繰り返し、四象を生じる。(これが、季節の四季に通じる)さらに、陰に陽を秘めたものを小陽と表現し、陽に陰を秘めたものを小陰と表現する。さらに、陰中の陰を老陰、陽中の陽を老陽という。これからを合わせると、八卦が生じる。この八卦の組み合わせは、64通りに分類されます。

 

一時期、流行った「動物占い」は、64分類にヒトの個性を分けて考えますが、基本は、陰陽論と八卦が基本となっています。ちなみに、私は「愛情あふれるトラ」に該当します。

このままですと、我々の医学とどのようにリンクしてくるかと言うと、ここからが、とても面白くなってきます。

実は、

 

遺伝子情報と対比させて考えると、面白い一致点が出てきます。ヒトの全てを構成するDNAは、塩基のA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)で成り立っています。そして、この内、いずれか3つの組み合わせる事で、アミノ酸が構成されます。この組み合わせは遺伝情報のトリプレット説に当てはまり、4×4×4=64通りの変化が出てくる訳です。

 

もし、アナタが、生活習慣の不摂生で、64種類の中の、一つの体質に傾き、そこから、ある性格が形成され、社会と関係性を持ちながら、運気に導かれて、そうした変化が、64種類の遺伝情報に影響を与えて、最終的に「病」が、発生しているとしたら…。

 

拙書「病気の9割を寄せつけない たった一つの方法」では、このいつの間にか大病から引き起こされる、身体に現れるシグナルサインを詳述しています。さらに、その体質から由来する、性格や運勢に関しても細かく触れています。

 

と言う事は、逆引きで、健康体質を維持する事が出来れば、アナタの運勢は、ドンドン良い方向へ好転する事も可能になります。是非、あなた自身が、人生コントロールを実践してみて下さい。