西野さんが立ち上げた「しるし書店」に著者として出品してみました。

お笑い芸人にして絵本作家の西野廣亮さんが立ち上げた、新サービス「しるし書店」に出品してみました。西野さんには、過去にアカンベー画像の「舌分析」を行い、本人承認の上、過去ブログに掲載しています。非常に多くの事を直庭させて頂いています。

 

しるし書店とは…読み終えてしまった本は、古本として扱われ、一般的には、BookOffなどの中古買取店に持ち込み、査定を受けて引き取られていきます。この時、ページを折ったり、アンダーラインを引いたり、コメントを書き入れたりした本は、評価額が下げられ、出来るだけキレイな状態で持ち込む必要があります。本のコンディションが悪い場合は引き取ってもらえない場合もあります。

 

 

 

 

しかしながら、人生に影響を与えた本や、生き方を変えた思い入れのある本には、付箋や書き込みを加えてしまった本もあります。そして、そこにこそ…

「付加価値があるんじゃね?」と着眼したのが、『しるし書店です』

 

自分が読み終えた本に対して、「この部分を心に留めておきたい!」「読み返した時に重要部分として記録しておきたい」と言う部分が、他の読者に対して魅力のある情報に変化してきているのです。

既に、多くの方が出品しています。中には、本来の本の値段以上で取引されたケースも出ており、ナント、30,000円で落札された本も出ています。

 

 

 

実は、この思いは、私自身(著者)にも存在しています。

拙書「病気の9割を寄せ付けない たった一つの習慣」にも、著者として、最も伝えたかった部分や思い入れの強い章があります。ただ、一冊の本としてまとめる時に、こうした部分が本に記載される事は難しく、どうしても、仕上がりが、画一的な形になってしまいます。 

魂を込めて、書き記したのに…その思いが、一冊の本になった時に、まだ十分に伝わっていない…と言う考えから、著者自身として、自分の本にアンダーラインやコメントを入れました。

今回、『しるし書店』に、以下の3つを出品してみました。

 

1.拙書「病気の9割を寄せ付けない たった一つの習慣」に、直接アンダーラインや注釈のコメントを記入し、著者の想いを盛り込みました。加えて、読み進める上で、理解が進みやすいように、「レジュメ付録」も印刷物として同梱するようにしてみました。2500円で売り出し中です。

 

2.もう一つは、最終的に本に残る事はなかったですが、最初に私が書き残した「生原稿」に対し、担当編集者が「修正点」「説明不十分な部分」「是非残していきたい部分」「前後の入れ替えが必要な部分」などの注釈が加えられており、1冊の本としてみた場合、立派な「しるし本」として成り立っています。編集者に確認を取り、出品しても良いかどうか?確認を取った所、快諾を得ましたので出品してみました。1000円で販売中です。映画のDVDに「ディレクターズカット版」があるように、これは、いわば「ディレクターズカット本」に相当します。

 

3.もう一つは、上記、2つのしるし本の2冊セットを出品しました。2冊セットだと、500円値引きで、3500円→3000円の価格設定にしてみました。

 

実は、私も自分の人生に影響を与えた本があります。その中でも、ピカ一の本は… 

 

ジム・レーヤ著の「メンタル・タフネス」です。

今も大切に本棚に収まっています。30歳の時に夢中になって何回も読みました。改めて見返してみると、全編にわたって赤線を引きまくって、入魂のコメントを記入していました。当時は、競技生活としてゴルフに熱中していたのですが、いつも肝心なところで、プレッシャーがかかると実力を発揮できない事があり、

「何とかしなくては…」という思いで、本書を手に取りました。

現在では、競技者にとって当たり前の概念になった、「ゾーンに入る」と言う精神状態も、本書が始まりでした。スポーツ精神医学を理論的に解説してあり、本書を読んだ事で、精神的に崩れなくなり、平均スコアも飛躍的にアップしました。

 

非常に愛着がある本なので、しるし書店に出品するかどうか?非常に迷っている所です。