テレビ東京「よじごじdays」から取材を受け、生放送されました。

 

 以前、三越がスポンサーで、「レディース4」と言う番組が放送されていた枠で、現在は、ジャパネットたかたがスポンサーになって、

 

「よじごじdays」と言う番組にリニューアルされています。

 

 

以前、同時間帯で放送していた「L4you」と言う番組に出演した事がご縁で、再びオファーが入り取材協力をしました。

今回は、結構日程が詰まっていて、1月14日(月)に話を受けて、

● 17日(木)、医院でのロケ収録

● 24日(木)、スタジオで生放送…と言う運びになりました。

 

木曜日の番組MCは、薬丸裕英さんです。薬丸さんとは、以前、TBS「はなまるマーケット」とフジテレビ「バイキング」で、ご一緒した関係で、初対面ではありません。生放送ですが、安心して進行をお任せできそうです。

 

医院でのロケには、レポーターとして、以前B21スペシャルで活躍された、「ミスターちん」さんがお越し頂き、被験者になって口臭測定してみました。

 

 

お会いする前に、事前のリサーチで、ちんさんプロフィールを調べてみました。

 

すると、何と、ナント…鍼灸師の国家資格を取得して、タレント活動の他、鍼灸院も開設しているではないですか!

現在、世田谷の経堂で、「ぶんのいち」を経営しています。

http://bunnoichi-kyoudo.com/

 

お会いした第一印象は、もう全ては、この写真が示す通りのお人柄でした。

 

トンデモ科学好きの私としては、「引き寄せの法則」によって、ハイヤーな存在が、ちんさんを引き合わせてもらったのだ。と、勝手に解釈している所です。

 

ちんさんの専門は、不妊治療です。話の席上、私も不妊で苦労した事、お互い、何故、鍼灸の道を志したか?などなど、ディレクターさんの指示を差し置いて、二人で話に花が咲いてしまいました。

 

ただ、収録の時は少し気を使いました。何故ならば、番組のテーマが、

『口臭で病気のシグナルが分かる!?セルフチェックSP』だったからです。

その主旨は、東洋医学の舌診をベースに、口臭の出やすい体質を解説して行きます。

 

私が、ちんさんの舌を見て、体質を解説して測定を進めて行きます。ちんさんにしてみれば、同じ鍼灸師なので、

 

「そんな事、百も承知だよ!」と言う感じを抱くと思います。

 

私の方も、いい加減な事を解説する訳にはいきません。ただ、ちんさんも、さすがはプロフェッショナルです。そんな態度は微塵も感じさせずに、被験者になりきって下さいました。

 

さて、本番当日、生放送です。

テレビメディアに出演するようになって、10年近くなります。スポットライトが当たり、待った無しに番組プログラムが始まります。オープニングタイトルと共に、テーマソングが流れ、司会をする女子アナさんが、私の紹介を始めます。

 

 

すると、私の方を向いたテレビカメラの前面に設置した赤いランプが点灯します。赤いランプがついたと言う事は、私を撮影していると言う事です。

 

最初の内は、緊張しましたが、慣れてくると…この瞬間から「ゾーン」に入ったような高揚感が、脳内に発生してくる事が解ってきます。

 

ゾーンとは、ジム・レーヤー著:「メンタル・タフネス‐ストレスで強くなる」が提唱する、プレッシャーを乗り越える心理状態の事です。

ジム・レーヤー著:「メンタル・タフネス‐ストレスで強くなる」

 

私は、20~35歳くらいまで、競技としてゴルフに没頭する生活でした。当時は、精神的にひ弱な部分があり、プレッシャーがかかる場面になると、突然崩れたり、失敗が続くと、腐って投げやりになったり、非常にもろく未熟でした。

 

そんな時に、この本に巡り合い、自分に足りなかったものが…何だったのか…について学び取りました。それは、乾いたスポンジに水がドンドン染み込むように、本の教えがみるみる吸収されて行き、夢中になって読みふけりました。気が付いた時には、赤い線のアンダーラインが、そこら中に引きまくり、今でも書棚名の中に、大切にしまってある本です。

人生で、1冊だけ推奨する本を上げろ…と言われたら、この本にするかもしれません。

 

その位、私の人生に影響を与えた本です。お蔭で、精神的にだいぶ強くなり、我慢をする事を覚え、緊張した時に、その緊張を超えるすべを身に着けました。平均スコアもみるみる上達して行きました。

 

ジム・レーヤー曰く、メンタルタフネスは、特別なトレーニングをする必要はなく、誰にでも習得可能な…「テクニック」である。と、説いています。そして、その領域に入る為のキッカケとなる最初のステップが、「緊張感」であると解説しています。

 

精神的に安定した「ゾーン」の状態に入るには、「緊張」が必要だと言っているのです。

 

つまり、

肝心な所で…プレッシャーに負けてしまう人と

逆に、ここぞという場面で…最高のパフォーマンスが出来る人との違いは、

 

ゾーンに入る為のテクニックを知っているかどうか?にかかっていると、本書で説いている訳です。ゾーンに入る為の入り口で、トリガー(きっかけ)になる最初のステップが、「緊張する」事です。逆に言うと、緊張感が伴わなければ、本来自分が持っているポテンシャルを、完全に発揮する事は出来ません。いつも、プレッシャーで押しつぶされてしまう人は、緊張感を上手く使いこなせていないだけなのです。

 

この教えは、私の場合は、テレビ出演する時に、スゴク生かされています。

 

ゾーンに入る為の第一段階は、とにかく、テレビ出演する日は、朝起きてから、歯磨き、スーツにそでを通す、玄関の式台を降りる時の左右の足の運び、などなど、スタジオに入る前の…全ての動作を…全く同じように、

 

意識することなく「ルーチン化」する事です。

 

これは、プレッシャーに負けない為の最初のステップで、私の場合は、死ぬほど重要な工程です。

 

もし、当日の朝、カミさんと口喧嘩などをしてしまい、普段と違う展開になった時は、大抵の場合、テレビ出演も上手く行かない事が多いです。逆に、このルーチンをスムーズにスタートする事が出来れば、後は、「テレビの神様に」身を任すだけでOKになります。

 

収録が始まり、自分自身・照明・カメラだけの世界に没入できれば、「オートマチック」に喋りはじめる自分に気が付きます。それは、自分であって、自分でない、カセットテープの再生ボタンを押した時のように、緊張感もなく、焦る事もなく、スラスラと話し始める事が出来るのです。

 

その光景は、トンデモ科学的に言えば、幽体離脱をして、何となくもう一人の自分が、脳内から離れ、スタジオの天井からに控えて、冷静に舌を見下ろしている…そんな感覚になってきます。そして、完璧にゾーンに入り込むと、スタジオで何を喋ったのか?あまり覚えていない状態になり、記憶も断片的になります。

 

もう、失敗したらどうしよう…と言うプレッシャーからは解放され、違う世界に入り込んでいるのです。

 

後日、録画した動画を見直したところ、今回も何とかゾーンに入った感じで収録が進みました。

 

今年は、以前ご紹介した「グリコ」さんからの取材も、動画を撮影して配信する予定だそうです。再びゾーンに入る事が出来るか?日頃の家庭内のゴタゴタを少なくしておくのが、実は、非常に重要なのです。

 

そうした観点で見れば、日々の生活のルーチンに波風を立てず、洗濯物の片付け、食べた食器の始末、ゴミ出しの準備などなど、カミさんの言う事を、しっかり守って穏やかに生活していく…と言う事が、メンタルに強くなる為の秘訣だ!…というのが最終的な結論のようです。