コロナ肺炎で自宅謹慎中に、3キロ体重が増加してしまい、再度ダイエットの挑戦

 

コロナ肺炎の影響を受けて、ステイホーム習慣により、「食っちゃ寝」生活が続いた影響で、3キロ太ってしまいました。

 

今回、元の体重に戻るべく、私が選んだダイエット法は、「ピクルス・ダイエット」です。

 

元々、野菜スティックは大好きで、酢の物も好物なので、鼻をつまんで我慢して食べる…という感じではなくて、むしろ、飽きずに美味しく頂けるので、長く続けていけそうです。

 

お昼ご飯は、専用に買ってきたガラス瓶に野菜を詰め込んで、ウサギのようにボリボリ食べるのです。

 

使う食材は、キャベツ、ピーマン、ニンジン、大根、セロリ(葉っぱの部分まで)、きゅうりなどです。冷蔵庫の余り野菜を、全部ぶっこむイメージですね。

 

スーパーに行けば、ピクルス用のお酢が売っています。

ただ、少し甘みが強く、糖分過多に成りそうなので、現在はカミさんに頼んで、自作で調合した物に切り替えています。

 

 

お寿司屋さんに置いてある「ガリ」も大好物なので、もしかしたら、新しいラインナップに、生姜も良いかもしれません。

 

ピクルス・ダイエットを始めて1週間、野菜だけをボリボリ食べるので、胃に堪えるかな?とも思ったのですが、不思議なくらい、もたれずにスッキリしているので、やはり、油ものの料理とは異なり、胃に優しい感じです。

 

何より凄いのは、空腹感が早くやってくる事です。昼食前や夕飯前になると、お腹がグーとなります。仕事中に診療台の近くでお腹が鳴ってしまい、患者さんと目が合うと、

「先生、お腹が空いてきたのね?」と言われ、少し赤面します。

「現在、コロナ太りで、ダイエット中なので勘弁して下さい」と言って誤魔化します。

 

取り組みを始めて1週間、早速効果が出てきました。

僅か0.5kgですが、体重が落ちてきました。

 

所で、いろんな野菜入りピクルスですが、野菜の種類によって、酢のつかり具合に変化があるので面白いです。同じ時間、漬けておいても、味と食感に違いがあるのです。

 

恐らく、食材の浸透圧や細胞壁の硬さなどが関係しているものと思われますが、色々試した中で、一番早くつかるものと、全く漬からないものがあるのですが、何だと思いますか?

 

実は、

 

ベスト1は、やはり、何と言っても、「キュウリ」でしょう。

朝、ピクルス酢に漬けておけば、お昼には、味が中に染み込んで、硬さもしんなりして食べ頃になります。次いで、セロリなんかもイイ感じに漬かります。

 

それでは、

 

ワースト1は、何でしょう?なんと、「だいこん」なんですね。

一見、水分を多く含んでいるので、すぐ浸透しそうなものですが、一晩漬けていても、中身の味に殆ど変化が出ません。パキンとしたままです。同様に、ニンジンなんかも変化なしですね。

 

これは私見なのですが、茎・葉物・実の部分は、地中から吸い上げた栄養分を引き上げて、最終的には、ヘタを通じて、実の部分に送り込みます。つまり、風通しが良い感じです。

もし、ヘタの所で、何らかの関所の様な仕組みがあれば、美味しい実が成る事は出来ません。

だから、実であるキュウリなどは、構造上、受け入れ準備OKな状態にあるのだと思います。同様に、セロリなども、水分や栄養分を運ぶための導管があり、通り道が確保されています。

 

これに対し、

 

根菜類はどうでしょう?

根菜は、サツマイモ、ジャガイモ、ニンジンなどは、中身は充実性で、隙間が無い感じです。地中の中に栄養分を封じ込めておくために、他の物は寄せつけないイメージです。

だから、大根や人参にはピクルス酢が、染み込みにくいのだと、勝手に解釈しています。

 

結構、奥が深いです。

 

【酢の効果】

「お酢」は、漢字で見れば、酒から作ると書くように、食材のアルコールが酢酸発酵したもので、お酒を造る事が出来る食材であれば、酢を作る事が可能になります。

日本酒から米酢、ワインからワインビネガーやバルサミコ酢、その他、リンゴ酢、麦酢、コーン酢などもあります。

主に酢の成分である酢酸は、身体の中でクエン酸に変わり、ヒトのエネルギー代謝経路に働きます。また、酢の酸っぱさは唾液の分泌を促進するので、唾液中に含まれる消化酵素、免役物質、保湿成分など、口内環境を健常に保ちます。

●美肌効果

便秘が改善し、腸内で栄養素の吸収が良くなれば、身体の隅々にまで栄養分が行き渡り、代謝が良くなるので、美肌効果が望まれます。

●ダイエット効果

身体の中で、酢酸は血糖値上昇を抑える事から、過剰に分泌したインスリンによる脂肪の蓄積を予防します。同時に、代謝が良くなる事から、脂肪の燃焼にも貢献するので、運動効果が寄り出やすくなります。

●メタボ効果…高血圧の改善

酢酸が血圧を一定に保つ機構に働き、血圧上昇を抑制してきます。加えて、血管も拡張性に働くので、より効果的に血圧を引き下げます。さらに、塩分摂取を気にしている方は、酢を味付けする事で、塩分量を抑える事が可能になります。

●コレステロール値も引き下げる

実は、血圧だけではなくて、血中総コレステロールも引き下げる事が解ってきました。

●体脂肪・内臓脂肪の減少

酢酸は脂肪の合成を阻害し、脂肪の分解を促進する作用があります

●血糖値の上昇も抑える

酢酸が、糖の消化吸収を遅らせることで、食後の血糖値上昇を抑える事も解ってきています。

●便秘解消

酢酸には腸管壁の蠕動運動を促進するので、便を送り出す作用が高まります。

●疲労回復

酢酸は、身体の中でクエン酸に変化し、疲労回復を促進します。

 

お昼ご飯にピクルスを食べる事は、私の場合、全く苦になりません。少し小腹が空いている時は、納豆を別に食べる事で、タンパク質と発酵性食品も摂取するようにしています。これからの数か月の取り組みで、効果があれば、随時レポートしたいと思っています。