東雲なの役の、声優の古谷静佳が復活していた

 

アニメの日常つながりの話になりますが、東雲なの役を担当していた、声優の古谷静佳さんが、いつの間にか復活していました。

 

この動画によると

 

 

彼女は、不慮の交通事故により、頭蓋骨が骨折するほどの大けがを負ってしまい、公式に引退表明がないうちに、表舞台から消えてしまいました。その理由も、YouTubeの動画で解説されています。

 

頭に障害を抱えた事で、手足のしびれ、構音障害、記憶障害を負ってしまいました。リハビリの過程で、時計の文字盤を読み取る作業があったのですが、事故直後は、何時何分だか?咄嗟に出てこなかったそうです。

 

日常ファンとしては、古谷さんが引退したものと思い、もし、アニメの企画が立ち上がったとしても、同じ声優さんが全員集合する事は望めないと知り、ひどく残念に思ったものです。

 

【脳障害のリハビリに有効なツボと漢方薬】

事故などで脳に障害が起きると、外傷による出血で「血」を損耗します。この血の巡りに障害が起きると、「気」もうまく働かなくなります。この両方が足りなくなると「気血両虚」という体質に傾きます。普段から気分がすぐれず、頭の中にモヤがかかったようになります。

 

このモヤモヤは、脳にとっては老廃物に相当し、脳の機能を著しく低下させます。

 

そして、この霧のようなモヤモヤは、上へ上へ昇る性質があります。ちょうど、お風呂に湯気が溜まって、天井にユラユラとたまった状態をイメージすると解りやすいです。

 

この湯気を排出させなければ、脳の中がスッキリしません。

天井に穴をあけ、換気扇のファンを回す働きに相当したツボが、頭の頂上にある『百会』(ひゃくえ)というツボです。

 

 

気持ちを平静に保ち、腹式呼吸で呼吸をする際に、

「鼻から息を吸って、脳天に位置する百会のツボから息を吐き出す」イメージで、ゆっくり深呼吸します。

これだけでも、脳の疲労と緊張状態は緩和されますが、さらに、補助する生薬があります。

 

それが、「羚羊角」(れいようかく)です。 

 

 

オスの羊の角で、まだ固くなる前の若い部分を採取します。やはり脳に溜まった老廃物を、体外へ排出してくれます。手の震え、発語障害、過緊張、怒りの感情、中風発作などを主治します。

コマーシャルで有名な、動悸・息切れに有効な「救心」にも配合されています。

 

ところで、復帰後、古谷さんは、アクシスと言う事務所に籍を置き、芸能活動を再開させました。そのホームページに、こんな事が出来ますよ…と言う、サンプルボイスの動画がアップされています。

 

 

そのお声を聞いてみると、単なるビジュアルだけの声優さんでない実力の程が分かります。

 

なのちゃんの様なアニメ調の声、大人の女性の声、プラネタリウムの解説ナレーション、NHKの自然番組の解説音声、酒蔵のコマーシャル音声など、七変化の声色を操っています。

さずが、プロの声優さんです。

古谷さんは、声優養成所出身で、アニメ日常がデビュー作でした。

背中に大きなゼンマイの部品が組み付けられている事で、自分がロボットであることにひどくコンプレックスを持っています。

 

物語後半で、高校生活が始まるのですが、クラスメートは、誰一人、ロボであることを突っ込んだりしません。主人公の一人である「ゆっこ」ちゃんは、

「なのちゃんは、なのちゃんでしょ。ずっと友達だよ」と、接してくれます。

 

そう言えば、日常の世界では、真の悪人や意地悪をするキャラクターは、一人も出てきません。

 

劇中で、山羊に乗って通学する笹原君は、

「奇跡の連続が日常である。」と、クラスメートに諭しています。

 

 

もしかしたら、原作者のあらゐけいいち先生は、山羊には精神を鎮静させる効能がある事を知っているのかもしれません。

本当に、一人一人の登場人物が、愛おしいキャラクターです。

 

【プラネタリウムと声優のコラボ】

ところで11月30日に、従来は3軸構造だったプラネタリウムを、可動部分が4軸構造になったプラネタリウムが、こども宇宙博物館で、リニューアルオープンします。

https://www.yokohama-kagakukan.jp/news/detail/70/

 

そのメディア向け内覧会に応募した所、めでたく招待を受ける事となりました。

 

その事後報告は、12月のブログに回しますが、もし、何かのインタビューを受ける機会がありましたら、新しい企画として、

 

プラネタリウムと、人気声優さんとのコラボ企画を提案しようと思っています。

 

もし、録音ではなく、本人が直接登壇し、星座の運行を生声でナレーションしてくれたら、来場者が爆上がり…になるかもしれません。

企画書を提出して、是非、古谷静佳さんを推薦しようと思っています。