1冊目の商業出版「病期の9割を寄せ付けない、たった一つの習慣」(サンマーク出版)が、2017年ですから、もう5年前になります。
その後、2冊目の出版企画を立ち上げ、倉園佳三さんが主宰する、「書き上げ塾」にも参加して、企画書の添削、原稿の筆入れなどをして頂きました。
ところが、色々な出版社に原稿を持ち込みで企画提出するものの、1冊目の結果が付いて回り、なかなか企画が通りません。
そんな中、以前UFOなど、トンでも科学を語り合う集いで知り合ったライターの方に相談した所、
「原稿があるのなら拝見しますよ」
と言う有り難いお言葉を頂戴したので、早速、原稿、企画書、プロフィールなど、一式送ってみました。
暫く待って、「面白かったですよ」「これなら、何とか物になるかもしれません」という事で、付き合いのある出版社に相談を入れて頂きました。
すると、企画会議を通過後、「営業会議」も通過したので、晴れて、商業出版の道が開けたのです。
結局、私が幼少期から追い求めてきた、「不思議大好き少年」のスピリットが、本文中の文体の随所に散りばめられ、その隠し味が、ライターさんに伝わった事により、話が前に進みました。
UFO様が結んでくれたご縁に、感謝したいです。
出版社の担当者の方に、「どの部分が評価されて、企画会議と営業会議を通過したのですか?」とお伺いを立てたら、
「口臭専門医としての実績を、正しく評価しました」
「過去のテレビメディアへの出演履歴もプラス加点でした」と言う事でした。
ところで、塾講師でタレントの林先生は、
「いつやるの?今でしょ!」と言う名言を残しています。
でも私は思うのです、
今でしょ…の前には、「今じゃない」が必要なのではないかと。
「まだだ、今じゃない」
「今は無い、もう少し頑張ろう」
「今でしょ」と「今じゃない」は、ワンペアです。
思い付きの「今でしょ」と、「今じゃない」からの~、「今でしょ」では、破壊力が違います。
私は、15年間で、5000人の方の口臭を嗅ぎ分けてきました。
ジックリ実績を重ねてから、「よし!今だ」と区切りをつけてチャレンジしたのです。
その実績の部分を正しく評価してくれた所は、とても嬉しかったです。
今回の出版は、スマホの長時間使用によって起こる、身体への健康被害を論じています。
●無言・無動・無表情によって起こる、口内環境の悪化とスマホ口臭は、歯科医師の知見で、
●うつむき姿勢によるストレートネックのよる顔貌の変化は、鍼灸師の知見で記述しました。
歯科医師と鍼灸師が重なり合う、共通集合の部分は、両方の資格を有する私でしか論じる事が出来ません。
思い起こせば、1冊目の出版は、私も「のんきな著者」でした。
出版が達成された時点で満足してしまい、放っておいても売れるでしょ…と、大きな錯覚をしていたのです。
著者として、バズリを起こすテコ入れは、全くと言っていい程、実践しませんでした。
そこは、大きな反省点です。
野球でも、一度、2軍に落とされたプロ野球選手が、再び1軍に這い上がって、レギュラーを確保する事は、至難の業です。
第一打席は、打席に立っただけで、三振でした。
第二打席は、せめてバットに当てて、ポテンヒットでも良いので、塁に出たいと考えています。
そして、出版社との打ち合わせの時に、
「実は、6万字書いた、もう一つ別の原稿があります」と、チラ見せしたら、
「当社で担当する、今回の本が売れたら、2023年の秋口に、その原稿も、本にしましょう」と言う心強いお言葉を頂戴しました。
2023年は、私にとって、ターニングポイントになりそうです。
そして、現在は全くイメージできませんが、その先には、未知なるものとのコンタクトも控えているような「未来予測」が、ボンヤリと見えています。
今まで苦労してきた一つ一つの事象の最終回答が得られそうです。