「はぐれ靴下問題」が、ようやく解決する

 

普段日常生活をしていると、何となく気付いていたが、深く考えずに放置している問題が多々あります。

 

その中でも、「はぐれ靴下問題」は、60年間、ずっと解決しない問題です。

 

普通に日常生活を送っていると、何故か、靴下の片っぽが、いつの間にか「紛失」していくのです。ペアを失った靴下が、下記画像です。

 

カミさんからは「理解できない」と、叱責をされますが、私の場合厄介なのは、はぐれ靴下どうしを履いてしまっても、全く気にしない所です。さすがに、色違いをペアリングする事は無いですが、ベースの色が黒系でであれば、たいして気にしません。

 

だからこそ、放置されてきたのです。

 

科学とは、難しい事を、難しい理論で検証するのではなく、元来、こうした日常生活の中で、シンプルでモヤモヤと放置されてきた事象を、「な~んだ、そうだったのか」と、解明する事に使って、初めて役に立つと思うのです。

 

 

実は、その問題を数学的に解決した研究チームがあります。

以下が、その公式になります。

https://karapaia.com/archives/52216813.html

 

まず、家族の人数と1週間当たりの洗濯回数から洗濯物の量を導き、洗濯物の種類と投入する靴下の数から求めた洗濯物の複雑性を加算します。

 

さらに、パラメーターとして、積極性1~5段階(1:洗濯が大嫌い、5:洗濯が大好き)と、注意力(洗濯前にポケットを確認する回数、服をきちんと表向きにした回数、袖や靴下をきちんと伸ばした回数で計測)を乗じたものを差し引きます。

 

これで、靴下が行方不明になってしまう確率を導き出すことが出来ます。

 

 

この公式に当てはめると、イギリスでは1人当たり、月平均1.3足の靴下が消失している勘定になります。

1年なら15足、一生なら1,264足にもなってしまいます。 

この事から、靴下消失による経済損失は、1人当たりの生涯でおよそ40万円(2,528ポンド)になるそうです。

 

さすがに、チョット多いんじゃない?と思いますが、我が家の靴下消失のイメージでは、年間、3足くらいの感じです。

 

それでも、経済的損害は、10万円弱なので、バカに出来ません。

カミさんに、この事を言ったら、「じゃぁ、今度から、同じデザインの靴下を多めに買うので、無くなった者同士、ペアにして頂戴」と言われました。

 

そんな事を言われなくても、ハグレ靴下同士、履いてますよーだ。と言う事は、カミさんの前では、言えず仕舞いでした。

 

こういう時こそ、アバターちゃんに、ガツンと言ってもらいたいのですが、なかなかヒョッコリ出てきてくれません。

 

上手くコントロールして、自由自在に、アバターちゃんと共存できたら良いなと、考えています。